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years

大木(たいぼく)の刻んだ歳月をトリミングし、スツールに落とし込みました。

人が座ってもおしりで年輪が隠れない方向に製材し、1脚だけで原木の大きさを想像できるようデザインしています。

国内針葉樹大径材(特にスギ)は、そのニーズの低さから伐採されず放置されるか、利用されても

細かく切り刻まれ面影を残さない利用のされ方が主流となっています。

人知れず刻まれた大木の膨大な歴史と時間。

その残像を、小さなスツールの中に静かに同居させることを意識しました。